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経営難から立て直しができる会社経営者の特徴とは?

会社が経営難に陥ったときに、そのまま会社を倒産させてしまうか、立て直すことができるかは、経営者の手腕にかかっています。では、会社の危機を乗り越え、立て直しをするためにはどのような視点を持つべきなのでしょうか。経営難に陥りそうな会社の兆候と、経営難から立て直しができる会社の違いについて、あらためて考えてみましょう。

経営難に陥りそうな会社の兆候

会社の危機は、経営者だけでなく、そこで働く社員や取引先にとっても大きな問題です。
会社が倒産すると、社員は収入源を絶たれることになりますし、取引先も売掛金の回収ができないといった問題に直面します。そのため、経営難に陥っていないかという兆候をできるだけ早く察知し、事前に対策をとっておきたいと考えるものです。

では、会社の内情を知ることができる経営陣以外でも、「あの会社は経営難かもしれない」と感じるおもなサインとはどのようなものでしょうか。これらのサインが見られる場合は、周囲からも「会社が危ない」と思われている可能性があります。

トップや重役の退陣が続く

社長や専務といった重役の退陣には、何らかの経営上の問題が絡んでいる可能性があります。
また、経理部長など、会社の経営に深く関わっている担当者の退職などにも注意が必要です。「そろそろ危ない」という危険を察知した上で、早期の離脱を図っている可能性があるからです。

ただし、経営陣や重役の退陣や、部長クラスの早期退職、転職といったことは、会社の経営に問題がない場合にも起こることです。事業の再編成や経営陣の高齢化など、退陣の理由が明らかな場合は、それほど問題になることはありません。

過度なコストカット

例えば、設備の老朽化が目立ったり、必要な機材などが不足したりしているのに補充しないといった場合は、設備投資が間に合っていない状態というのが推測されます。また、社員から「セミナーに個人的に参加した場合、半額を補助する制度があったのになくなった」「事務所にあった無料のコーヒーマシンが撤去された」といった声が聞こえてきた場合も、その会社の資金繰りがきびしいのではないかという疑念が生まれるでしょう。

経営者の不在が多い

積極的にみずから営業活動などを行っている経営者であれば、元々不在がちなケースも珍しくありません。しかし、日頃は事務所にいることが多い代表者が、突然あちこちに出掛けるようになった場合、「資金繰りのために銀行や取引先を奔走しているのではないか」と思われることがあります。

実際、会社が経営難のときは、銀行の融資担当者と頻繁に面談を行って追加融資を依頼したり、返済計画の見直しを図ったりするために、経営コンサルタントなどに相談している場合が多いものです。

立て直しができる経営者とは?

事業を行っていれば、さまざまな事情から、経営難に陥ってしまうこともあるでしょう。しかし、ここで最も避けなければいけないのは、そのままずるずると問題を先延ばしにして、致命的な状況に追い込まれてしまうことです。たとえ経営危機に陥っていたとしても、それを立て直すことができる経営者であれば、より盤石の経営基盤を作ることも可能です。
会社の経営危機に立ち向かい、問題をリカバリーできる経営者とはどのような人物なのか、いくつか特徴を挙げてみましょう。

経営者がみずから積極的に動く

会社の経営危機を回避するために、経営者として最も大切なことが、みずからが早期に手を打とうと積極的に動いていくことです。

危ないとわかっているのに、「困ったな…」と思うばかりで、日々の業務を漫然と続けているようでは、経営状況の改善は困難でしょう。なぜ問題が起こったのか、問題を解決するためにはどうすればいいのか、取り返しがつかなくなる前に、早い段階で手を打っておく必要があります。

ただし、これは勢い任せに行動すればいいということではありません。状況を分析し、客観的な判断を基に、とれる対策を練ることが重要です。
経営者がみずから積極的に動くというのは、日々の経営にも役立つことです。これまでしてきたことをただ続けるだけでなく、経済情勢や顧客ニーズの変化、時代の移り変わりなどを敏感に察知し、経営革新をしていくことが大切です。

資金繰りを改善できる

経営が破綻する原因はさまざまですが、直接的な引き金になるのは、現金が調達できず、ショートしてしまうことが多いでしょう。
たとえ黒字経営の会社であっても、手元資金がなくなってしまえば、支払いができずに破綻してしまう可能性があります。そのため、経営者は常に手元資金がどの程度あるのかを意識しておかなくてはいけません。

支払いと入金のタイミングがずれたり、事業拡大のための設備投資を行ったりして、経営自体に問題がないにもかかわらず、手元資金が不足することもあるでしょう。そういうときのために、経営者は資金を調達する方法を用意しておく必要があります。
経営者の中には、「なるべく借入れはせずに経営を行いたい」と考える方もいるかもしれません。しかし、理由があって行う借入れは、会社を存続させていくために必要なものです。過度に借入れを忌避するあまり倒産してしまっては、元も子もありません。

借入れにタブー意識を持たないと同時に意識しておきたいのが、複数の資金調達方法を熟知しておくことです。資金調達先のひとつがうまくいかなかったときに、途端に資金繰りに行き詰まるようでは、経営が不安定になってしまうからです。

資金調達の方法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
「借りない資金調達」とは?融資以外の資金調達法を徹底解説
事業資金が急ぎで必要になった時の資金調達方法とは?

無駄なコスト削減ができる

極端なコスト削減は、社員や周囲に「経営が危ないのかも」と感じさせる原因になるとご説明しましたが、無駄なコストについては、積極的に削減していく必要があります。
アウトソーシングや業務委託といった外部パートナーの活用、業務の自動化、機械化、デジタル化など、自社が取り入れられるコスト削減方法については、積極的に行っていきましょう。

たとえ初期投資がかかったとしても、長い目で見ればコスト削減につながり、会社の経営を安定させることにつながることもあります。目先の労力やコストだけを見て「無理だ」と決めつけるのではなく、長く会社を続けていくための方法を検討することが大切です。

経営難を乗り切るためには資金確保と経営の見直しが大切

経営難を倒産に結びつけないためには、まずは手元資金の確保が必要です。それと同時に、経営の見直しを行い、コスト削減や時代の変化や顧客のニーズに合った経営を目指していくことで、会社の立て直しを図りましょう。

立て直しまでの現金確保が困難な場合は、銀行融資やファクタリングなどを活用することをおすすめします。MI Visionでは、ファクタリングサービスの提供とともに、経営の相談にものっていますので、お気軽にお問い合わせください。