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与信管理で取引先の倒産リスクを回避!与信管理の意味と調査方法

掛取引を行っている会社にとって、取引先の倒産は大きなリスクとなります。売掛金を回収する前に取引先が倒産してしまった場合、直ちに資金繰りに困ることになる会社も少なくないでしょう。
そこで役立つのが、与信管理です。中小企業の中には、取引先の与信管理をそれほど重視していない会社もあるかもしれません。しかし、与信管理を適切に行うことで、取引先の倒産リスクを軽減することができるのです。
ここでは、与信管理の方法や与信管理を行うメリットについてご紹介します。

与信管理とは?

そもそも与信とは、「信(を)与(える)」と書くように、ビジネスにおいては、主に取引先に対して、信用や信頼を与えることを意味します。この信頼とは、「確実な仕事をしてくれる会社か」といった仕事ぶりに対する意味ではなく、倒産リスクや売上金の回収不能リスクの低さを示す意味で使われます。
そして与信管理とは、取引先に対して、どのくらい信頼するのかを決定・管理することです。

「取引をするか、しないか」ということも与信管理です。「弊社は個人取引を行いません(回収できない可能性があるため)」というのも、与信管理の一種だといえるでしょう。また、売掛金をいくらまで許容するかというのも、与信管理に該当します。

信頼の低い会社と多額の売掛金取引をした場合、倒産などの理由によって売掛金を回収できないリスクが高まります。「1万円程度の回収不能なら問題はないが、これが500万円となると会社の存続にかかわる」というのは当然です。そこで、リスクの高い取引先に対しては、少額の取引を行うことにするのです。
反対に、安全性が高い信頼できる会社に対しては、取引額の増加を目指すことで、回収不能リスクを抑えて事業拡大へとつなげることができるでしょう。

与信調査の方法

与信調査の方法

与信管理を行う際には、まず与信を決定するための調査を行って、取引先の情報を集めることになります。調査の方法はおもに、「内部調査」「直接調査」「外部調査」の3種類があります。

内部調査

内部調査とは、自社で独自に行う与信調査のことです。取引先が公表している企業情報や過去の取引履歴などを確認して、どの程度信頼がおけるかどうかについて検討します。

直接調査

直接調査も自社で行う与信調査です。内部調査との違いは、取引先に直接ヒアリングを行うという点です。相手先へ訪問したり、担当者と面談をしたりして必要な情報を集めます。

外部調査

外部調査は、信用調査会社などを使って与信調査をする方法です。多くの企業との取引がある会社や、新規取引が多い会社の場合、自社ですべて調査をするのではなく、信用情報などを閲覧できるサービスを活用するのが便利です。

 
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与信の決定方法

与信の決定方法

与信は、与信調査の結果をもとに決定します。
実際の決定方法は、それぞれの会社によっても異なりますが、一般的な流れとしては、まず与信調査の結果を管理部門が取りまとめて分析を行い、営業部門に伝えます。次に、営業部門がその分析を踏まえて、与信限度額(いくらまで取引を行うか)の申請を会社側に行い、決裁を受けることで、その取引先に対する与信限度額が決まります。

なお、与信調査の結果のとりまとめや分析を行う際には、社風や担当者のイメージといった主観が入り込まないように注意する必要があります。公平な評価をするための基準を設け、ランク表にあてはめて判断するのが一般的です。
財務面の評価、親会社の信用情報、経営者の手腕といった項目をそれぞれ数値化し、得点を合計することで総合的な評価を可視化することができます。その上で、それぞれの取引先の点数をランク表にあてはめてリスク度を判断します。

与信管理のポイント

取引先に対する与信調査は、新規の会社から取引を持ち掛けられた際に行うケースが多いでしょう。しかし、与信管理を適切に行うためには、継続的に情報をブラッシュアップしていく必要があります。続いては、与信管理のポイントについて、具体的に見ていきましょう。

定期的に与信の見直しを行う

与信調査を行う際には、取引先の財務状況などを確認します。しかし、このような情報は常に同一のものではなく、刻々と変化していきます。
そのため、一度決定した与信をそのままにするのではなく、定期的に取引先の情報を収集し、与信の見直しを行っていく必要があるでしょう。外部の信用調査会社のデータを定期的に確認するほか、決算期の後は財務データなどをチェックして与信を見直すなど、タイミングを決めて定期的な見直しを行うことをおすすめします。

日々の取引を与信に反映させる

与信管理を行った相手は、基本的に取引先ということになりますから、日々の業務でのやりとりが発生します。取引をしている中で得た情報は、しっかり与信に反映させるようにしましょう。
例えば、これまで入金が遅れたことのなかった取引先に入金遅延が起こった場合、回収不能リスクが以前よりも高まっているという判断ができるでしょう。仮に、資金不足が原因ではなく、支払い忘れのようなヒューマンエラーが原因だったとしても、管理体制がルーズである会社という評価につながります。印象に左右されることなく、遅延の事実をもとに、あらためて与信について検討しましょう。

また、同時に確認したいのが、与信限度額を超える取引が発生していないかどうかという点です。これは、定期的に行うのではなく、常時管理が必要です。与信限度額を超える取引が発生している場合は、取引を抑えるか、再度の与信調査を行って限度額を見直す必要があります。管理部門と営業担当者間での話し合いや調査を行いましょう。

与信管理のメリット

与信管理には、時間や手間がかかりますが、その分、回収不能リスクを低減できたり、万一の際に素早い対処が可能になったりするといったメリットがあります。

与信管理の副次的なメリットとして、取引先の会社について理解を深められるという点が挙げられます。与信管理を正しく行うためには、綿密な調査が必要になりますから、経営方針や経営状態、経営手腕など、相手の会社について十分知ることができるでしょう。これによって、より適切な営業方法を導き出したり、取引先から「うちの会社のことをよくわかってくれている」と好感を抱いてもらえたりする可能性もあります。

取引先の与信管理と資金調達も行えるファクタリング

与信管理のために信用調査会社と契約したり、時間を割いたりするのが難しいということもあるでしょう。このような場合は、ファクタリングを活用するのがおすすめです。

ファクタリングとは、売掛債権をファクタリング会社に売買・譲渡することで早期現金化する手法です。
資金繰りが厳しい場合のスピーディーな資金調達方法として活用されるファクタリングですが、与信管理の一環として利用することもできます。

ファクタリングは、償還請求権がない契約が多く、売掛債権を譲渡した後で取引先が倒産したとしても、ファクタリング会社から支払いを求められることがありません。そのため、売掛金の回収先に関する与信調査を入念に行っているファクタリング会社がほとんどです。資金調達にファクタリングを利用することで、取引先企業への与信調査を行った上で、貸し倒れリスクを回避することができるのです。

 
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与信管理を自社で行うのは、時間とコストがかかります。とはいえ、取引先の倒産は会社にとって大きなリスクですから、与信管理を一切行わないというのは不安でしょう。
そのようなときは、取引先の売掛債権をファクタリング会社に売買・譲渡することでスピーディーに現金化できるファクタリングがおすすめです。取引先の貸倒れリスクの回避にも役立つファクタリングのご利用をお考えならば、MI Visionにご相談ください。