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ファクタリングのデメリットと、考えられるリスクとは?

売掛債権を売買・譲渡することで、スピーディーに現金化できるファクタリング。資金調達が必要な企業にとっては便利なサービスですが、ファクタリングの利用を検討する際には、メリットだけでなくデメリットについても正しく理解しておきたいものです。デメリットやリスクについて知っておくことで、心構えやトラブルの回避もしやすくなります。

ここでは、ファクタリングを利用する前に知っておきたい、ファクタリングのデメリットとリスクについてまとめました。

ファクタリングとは?

ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡して、早期に現金化することのできるサービスです。まずは、ファクタリングの3つのメリットを軸に、その特徴を紹介します。

売掛債権をスピーディーに現金化できる

一般的に、ファクタリングの申込みから債権の現金化までにかかる日数は、最短即日、平均2日程度です。利用する企業の状況や保有する売掛債権の内容、ファクタリングの方法などによって異なりますが、金融機関からの融資に比べると、スピーディーに現金を手にすることができます。

取引先には知らせずに手続きを進めることができる

ファクタリングは、取引先に対する売掛債権をファクタリング会社に譲渡することで現金化できるサービスですが、取引先にファクタリングを実行したことを伏せたまま行うことも可能です。
このような、ファクタリング会社とファクタリングを利用する企業のあいだだけで完結する取引のことを、「2社間ファクタリング」といいます。

一般的な2社間ファクタリングの流れは下記のとおりです。

<2社間ファクタリングの流れ>

  1. 売掛金の請求(債権の発生)
  2. 企業がファクタリング会社に債権の買い取りを依頼、契約を結ぶ
  3. ファクタリング会社が、債権の買い取りを希望する企業に対して、債権譲渡代金を支払う(債権の現金化)
  4. 請求書に記された期日までに、取引先から企業に売掛金が支払われる
  5. 企業がファクタリング会社に対して、売掛金を支払う

上記の流れであれば、取引先にファクタリングを行ったことが知られることはありません。
ファクタリング自体は、資金調達のための取引ですが、取引先にその利用が知られた場合、資金繰りに問題があると思われてしまう可能性もあります。
信用問題に発展してしまうこともあるため、ファクタリング会社との取引だけで契約が完結する2社間ファクタリングが多く利用されています。

審査では取引先の信用情報が重視される

ファクタリングでは、「売掛先が支払いをきちんと行えるかどうか」を重視した審査が行われます。そのため、ファクタリングを利用する側が、起業後間もない会社や赤字決算の会社であっても、取引先の信用があれば、審査に通る可能性があります。

すでに銀行などから融資を受けていて、追加の融資を受けるのが難しいという場合でも、ファクタリングなら利用することが可能です。

ファクタリングのデメリットとリスク

ファクタリングには、メリットだけでなくデメリットも存在しています。ここでは、ファクタリングを利用する際に知っておきたい5つのデメリットやリスクについてご紹介します。

1.手数料がかかる

ファクタリングを利用する際には、所定の手数料がかかります。
手数料は、ファクタリング会社と企業の2社間でファクタリングをするか、ファクタリング会社と企業と取引先の3社間でファクタリングをするかといった、利用するファクタリングの内容によって異なります。

3社間でのファクタリングの場合は、取引先に債権譲渡の通知をした上で、取引先から直接ファクタリング会社に支払いが行われます。取引先に承諾を受ける必要があるため、現金化までにやや時間がかかりますが、2社間ファクタリングよりも手数料は低く設定されています。

なお、MI Visionのファクタリングサービスは、請求書の額面の85%平均で買い取りを行っています。

2.債権の譲渡登記をする場合がある

ファクタリング会社によっては、ファクタリングを行った債権について、法務局で債権譲渡登記を行う場合があります。この債権譲渡登記とは、売掛債権が譲渡されたことを公的に証明する手続きのこと。二重に債権を譲渡することを防ぐ役割を果たします。

この手続きを行っても、通常は取引先に知られることはありませんが、取引先が何らかの事情で登記状況を確認した場合は、債権が譲渡されたことが明らかになります。また、債権譲渡登記には一定の時間がかかるため、現金化するまでのスピード感が損なわれます。

3.支払いが遅延した場合、売掛先に知られてしまう

2社間ファクタリングの場合、取引先から入金があったお金は、ファクタリング会社に譲渡した債権によるものですから、すみやかにファクタリング会社に支払わなければいけません。
もし、入金されたお金を使い込んでしまい、ファクタリング会社への説明をせずに支払いを放置し続けた場合、最終的にファクタリング会社から取引先に連絡が行く可能性もあります。

4.調達できる資金は売掛債権の範囲内

ファクタリングで調達できる資金は、あくまでも保有の売掛債権の金額の範囲内です。「500万円分の売掛債権しかないが、700万円が必要」という場合、通常のファクタリングだけで必要なお金の全額を準備することはできません。

5.利用の仕方によっては負のループに陥る可能性がある

ファクタリングは、債権をスピーディーに現金化できる資金調達方法です。融資を受けるわけではないため、返済の必要はありませんが、将来入金された売上金は、そのままファクタリング会社に渡す必要があります。

そのため、無計画にファクタリングを利用すると、自転車操業に陥り、翌月分の売掛金もファクタリングしなければ、資金繰りが立ち行かなくなるおそれもあります。

MI Visionのファクタリングサービスが安心な理由

MI Visionでは、ファクタリングのデメリットやリスクを回避して、安心して資金調達に利用していただけるしくみをご用意しております。

負のループを作らない「将来債権ファクタリング」

MI Visionでは、単純に資金を融通するだけのファクタリングではなく、将来的に資金繰りを健全化させ、企業の発展につながるファクタリングサービスの提供を目指しています。

通常のファクタリングを利用した場合、その性質上、ファクタリング会社に買い取ってもらった売掛債権は、翌月一括で支払う必要があります。そのため、新たな収益が増えない限り、ファクタリングに毎月依存してしまうことになるのです。

このような負のループを作らないためのしくみとして、「将来債権ファクタリング」があります。将来債権ファクタリングは、将来的に継続して発生すると予測される債権についてもファクタリングが行える、MI Visionの独自サービスです。
例えば、将来債権ファクタリングなら、向こう3ヵ月にわたって毎月100万円の売掛債権が発生する見込みがあれば、計300万円をファクタリングすることができます。その支払いは、債権が履行したタイミングとなるため、資金の支払いを分割でき、キャッシュフローに余裕を生むことができるのです。

将来債権ファクタリングについてはこちら
【コンサルタントが解説】将来債権ファクタリングの活用法とメリット

取引先に知られるリスクを回避できる

MI Visionでは、ファクタリングを行った債権に対して、債権譲渡登記は行っていません。
そのため、取引先に知られるリスクを限りなく軽減させることができ、資金調達をスピーディーに行うことが可能です。

ファクタリングはデメリットやリスクを回避できる会社を選ぼう

ファクタリングには多くのメリットがある反面、デメリットや将来的な資金繰りに関するリスクも少なからず存在します。これらをできるだけ回避するためには、利用するファクタリング会社を慎重に見極めることが大切です。
勢いで契約し、後からトラブルに発展してしまうと、取引先の信用を失ったり、事業計画に支障をきたしたりするおそれもあります。資金調達を急ぐ気持ちがあったとしても、信頼して付き合える会社であるかどうかの判断は、しっかりと行いましょう。