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ファクタリングの支払いスケジュールと必要な手続きのタイミング

売掛債権をファクタリング会社に売買・譲渡することで、早期に現金化できるファクタリング。新しい資金調達の方法として、近年注目を集めています。
では、このファクタリングを活用して、売掛金を現金化した場合、その後の支払いスケジュールはどのようになるのでしょうか。ファクタリングを実際に利用した場合のお金の流れや、いつ、どのような手続きが必要となるのかをまとめました。

ファクタリングとは?

ファクタリングとは?

ファクタリングは、おもに中小企業の経営者や個人事業主を中心に、資金調達方法のひとつとして活用されています。
日本の企業間で一般的に行われている掛取引は、商品やサービスの納品と同時に支払いが行われるのではなく、入金までのあいだに数十日程度の開きがある場合が大半です。そのため、入金前に別の支払いが必要となり、売上はあるものの資金不足に陥ってしまう場合が出てきます。
このようなときに、保有する売掛債権を現金化することができるファクタリングが、一時資金の調達に役立ちます。まずは、ファクタリングの5つの特徴をご紹介します。

1. 保証人・担保不要

ファクタリングの利用には、保証人は不要です。融資のように担保を求められることもありません。取引先企業に対する売掛債権さえあれば、ファクタリングを利用することができるのです。

2. 創業直後や赤字決算でも利用可能な場合も

ファクタリング会社に売掛債権を買い取ってもらうためには、審査を受ける必要があります。しかし、この審査は、ファクタリングのしくみ上、利用者(自社)の経営状況よりも、売掛先の経営状況が重要視されます。ここが、ファクタリングの審査と融資の審査の大きな違いです。

そのため、ファクタリングの場合、融資の審査が通りにくいことが多い創業直後の企業や、赤字決算の企業であっても、売掛先の信用に問題がなければ利用できる可能性が高いでしょう。反対に、売掛先の与信に問題がある場合は、ファクタリングが利用できないこともあります。

3. スピーディーに現金化が可能

ファクタリングには、大きく分けて、ファクタリング会社と自社のあいだで取引が完結する「2社間ファクタリング」と、売掛先を含めて取引を行う「3社間ファクタリング」があります。

3社間ファクタリングの場合は、売掛先とのやりとりが必要になる分、取引にもやや時間がかかりますが、2社間ファクタリングなら、最短即日、または数日程度で取引が完結します。今すぐ資金が必要といったときに、緊急に資金を確保する手段として活用しやすいでしょう。

4. 返済の必要がない

ファクタリングは、融資ではなく、債権の譲渡契約です。そのため、返済をする必要はありません。2社間ファクタリングの場合、売掛債権をファクタリング会社に譲渡することで現金を手に入れ、その後、売掛債権に対する支払いを行うことで、ファクタリングの取引は完了します。

ファクタリングは、融資のように長期間借りると利息が高くなるといったこともありません。その代わり、売掛金額に対する15%程度といった手数料をファクタリング会社に支払う必要があります。

5. 手数料を引いた金額が入金される

ファクタリングを利用するためには手数料がかかりますが、別途用意する必要はありません。ファクタリングの利用では、売掛債権をファクタリング会社に譲渡する際、あらかじめ手数料が引かれた金額が入金されるシステムとなっています。
なお、ファクタリングにかかる手数料の金額は、同じ売掛債権でも、取引内容や買取金額のほか、利用するファクタリング会社によって異なります。

ファクタリング利用時の流れ

ファクタリング利用時の流れ

続いては、ファクタリングを利用する際の流れを見ていきましょう。ここでは、よりシンプルにスピーディーな取引が可能な、2社間ファクタリングを例にご紹介します。
2社間ファクタリングを利用する企業をA社とした場合の流れは以下のとおりです。

<2社間ファクタリング 契約から入金までの流れ>

  1. A社がファクタリングに申込みをする
  2. ファクタリング会社による審査を実施
  3. 審査通過後、ファクタリング契約を締結する
  4. 契約後、すぐに債権譲渡金額が入金される
  5. 譲渡した債権の支払い期日に、売掛先から入金がある
  6. 売掛先から入金された代金をファクタリング会社に支払う

次に、お金の動きだけに着目した流れを見てみましょう。

<2社間ファクタリング お金の動き>

  1. ファクタリング会社からA社に対して債権の譲渡金額が入金される
  2. 売掛先からA社に対して売掛金が入金される
  3. A社からファクタリング会社に対して支払いを行う

このように2社間ファクタリングでは、売掛先は通常通り、A社に対して支払いを行います。その後、A社がファクタリング会社への支払いを行うことで、ファクタリング取引は完了します。

なお、ファクタリング後に売掛先が倒産してしまった場合など、売掛先からA社への入金が滞ることもあるでしょう。このような場合にファクタリング会社に支払いが必要かどうかは、それぞれファクタリング会社との契約内容によって異なります。
MI Visionの場合は、売掛先の倒産リスクも含んで審査を行い、手数料を決定しています。そのため、万が一売掛金の回収ができなくなってしまった場合でも、契約者が支払いリスクを負うことはありません(ノンリコースの契約)。

ファクタリングの支払いスケジュール

ファクタリングの支払いスケジュール

2社間ファクタリングの支払いスケジュールについて、具体的な例をもとにご紹介します。

A社では、7月20日にまとまった支払いをする必要があります。ところが、どうしても現金が300万円足りません。そこで、ファクタリングを利用することにしました。
A社の取引先であるB社は、月末締め翌々月10日払いです。6月中に納品済みの商品に対する8月10日払いの請求が400万円分あるため、これをファクタリングすれば、300万円を工面することができます。

<A社の支払いスケジュール例>
7月12日 A社がファクタリング会社に対し、B社との取引で発生した売掛債権に対して、ファクタリングを申し込む。
7月13日 ファクタリング会社に現在の状況を説明し、審査を受ける。手数料15%、事務手数料5万円と決定する。
7月14日 ファクタリング契約を対面で締結。400万円から手数料分(400万円×15%=60万円と事務手数料5万円)を差し引いた335万円が入金される。
7月20日 取引先へ300万円の支払いを終える。
8月10日 B社からA社に対して400万円が入金される。
8月20日 A社からファクタリング会社に400万円を支払う。

A社からファクタリング会社への支払いについては、売掛先から入金後に速やかに行わなければなりません。

契約前にファクタリングの流れを確認しておこう

実際のファクタリングの流れや、いつ、いくら支払う必要があるのかといったことは、ファクタリング会社との契約によって決まります。具体的な支払い期日や手数料の設定は、契約時点でしっかりと確認しておきましょう。
MI Visionでは、ファクタリングを安心して活用していただくために、不安や疑問を解消した上で、対面で契約締結へと進みます。ファクタリングのご利用を迷っている方やご不明な点がある方は、いつでもお気軽にご相談ください。