二重譲渡

桜の花が一層綺麗に咲いてまいりましたね。ほんのり薄桃色した花びらがまだまだ花弁にしっかりくっついててこれから満開に向かって開いてくる。そんな時期です。自然の力は本当にすごいですね。先週まで枯れ木にしか見えなかった桜の木でしたが、花咲かじいさんが来たのかのごとく、今週からは木全体が華やかに萌えてます。昔から日本人は桜の下で酒を飲む習慣がありますが、これから気分の華やいだサラリーマンがたくさん出没するのもこの時期です。皆さんはそうならぬよう気をつけて下さい。

ファクタリングで特に気をつけたい行為に「二重譲渡」がございます。初めてファクタリングをする方や、これからご検討なさる方にお伝えいたします。この際、しっかりと覚えておいて下さい。ファクタリングは売掛債権の買取であることは何度かお伝えしてまいりました。その売掛債権を複数のファクタリング会社に持ちかけて、資金を騙し取る詐欺行為のことです。誰が考えても道理に合わないことはおかしいのです。一つの売掛債権で多重に資金を得るのですから。この仕事をしていて、この手の輩は本当に枚挙にいとまがなく、必ず年に何名かお会いします。もちろん契約前の水際で気がつけば良いのですが、そんなケースは本当に稀なので、同業他社でどのように対応なさっているのかお聞きしたいところです。この行為は法人を経営なさる社長様よりも個人事業主の方が容易にできるので、個人事業主の方が審査が厳しいのも当然かもしれません。なぜ個人事業主が二重譲渡が容易かというと、法人がするべき債権登記を個人事業主はしなくて良いのです。そのため、別のファクタリング会社に持ち込んでも、他社で利用していることを悟られずに済むのです。それを良いことに、このように道理から外れた行為に踏み切ってしまうのです。間違いなく見つかることなので、信用を失って同じ業務の継続は不可能となります。詐欺による業務上横領も適用されれば、刑法で裁かれる話です。経営者の皆様、くれぐれも変な気を起こさずにまっとうな道を歩んで下さい。お願いします。

桜の樹の下で思い切り飲んで騒いで、日頃の憂さを晴らして、翌日からの活動の糧にして下さい。週末はお花見日和です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)